女の子の赤ちゃんが無事生まれました!母子ともに無事でまずは安心。本当に良かったです。自分用のメモも含めて、流れや感じたことを書いておきます。

深夜1時に妻に「破水した!」ということで叩き起こされてあたふたしながら病院へ。そのまま入院。空いていたので個室にいれさせてもらう。そのまま朝方まではあまり動きがなく、自分も付添人用のソファーでうつらうつらとしていた。朝に先生が来て、「陣痛を促進する薬を使う手もありますがやりますか?とりあえず使わなかったとしても、破水してあまり遅くなると感染のリスクが高まるので、丸1日経って進まなかったら促進剤を使った方がいいです」という説明を受けた。ここは「とりあえずは自然の陣発を待ちたい」という妻の意向でスルー。そもそも、「破水したら12時間から18時間ぐらいで生まれるのかなー」なんて甘く考えていたけれど、初産婦は1日かかるのが当たり前で、それ以上かかることも良くあるらしい(常識)。双方の親に「破水したので病院に行きます!」って急いで連絡したけれど、皆さんは1日かかることを予想していたようです。

昼にかけては、少しずつお腹が痛くなってきたようだけれど、この時点ではそこまでは痛みがなく、昼ごはんも普通に食べられていた。こちらも気軽に席を外して院内のコンビニ行ったりもしていたし、特に何もしていなかった。

昼過ぎからは少しずつ陣痛が始まったのか、妻が痛がりだす。ただ、看護師は「こんなものです。まだまだ時間かかりますね」みたいな感じであまり相手をしてくれない。このあたりで自分も腰をさすったり協力しだす。15:30過ぎ頃には既にかなり痛がっていたが、子宮がまだ3㎝しか開いていないということで、「まだまだですね」と言われる。17時になっても子宮はまだ4㎝しか開いていなかった。しかし、陣痛が断続的になっていたこともあり、個室からLDRへ移動。この辺の先の見えなさはツラかった。「いったいいつになったら生まれるんだ?」「子宮ってもっと簡単に開いてこないの?」と。そもそも自分は「早ければ昼ぐらいに生まれるかな?」なんて甘いことを思っていたので、この時点でかなり目算と違っていた。

ましかし、ここまではまだイージーモードだった。LDRに入った17時を過ぎる頃からいきなり超ハードモードに突入。まず、妻がものすごく痛がっているのに、どう声掛けしていいのかわからない。「大丈夫大丈夫!」とか言うのも無責任だし、「もうちょっとだから頑張って」というのも根拠がない。つーかこの時点ではいつが終わりなのか先も見えていなかった。イラつかせないのは共感型ということで「つらいね」などと言ってみたものの、それどころじゃない妻からはあまり反応もないし正解なのかわからない、という。

で、次は肉体的なつらさ。ひたすらさすり続けているのも結構ツラい。なおかつ、そもそも自分が肺炎明けで体調がまだ良くなかった。肺炎自体は治っているものの、咳が残っていてまだだいぶ出る状況。会社も出たり休んだりしている程の体調、かつほとんど寝ていない状況での作業はきつすぎた。しかも、19時ぐらいからは「ダンナさんはお尻をおさえてください」という話になり、用意してあったテニスボールでお尻を押すという作業に変化。しかも、こちらは相当な力をいれて押しているのに、「もっと強く押して!もっと!」とガンガン言われて物凄い力で押すことに。あと、「そこじゃない!こっち!」とか。普段は優しい妻も、今回ばかりは言葉が少し強かった。分娩台に乗っている妻に対して無理な体勢で押さなければならず、体に負担はかかり汗だく状態。しかも、陣痛が断続的に来るので、まったく休めない。「替わりますからからダンナさんは夜ご飯食べてください」って看護師さんに言われたけど、コンビニでパンとコーンスープ買って速攻で食べて15分ぐらいで戻ったら修羅場になってて速攻でテニスボール押しに復帰。看護師さんはどっか行ってしまってもう戻ってくれない、という。この時ばかりはバカ正直に急いで戻った自分を責めました。

最後が精神的なつらさ。妻は「死ぬんじゃないか?」と思うぐらいに痛がっているのに、看護師がほとんど来ない。来るのはせいぜい30分おきぐらい、もしくはナースコールで呼ばないと来ない。陣痛の痛みを抑えるには呼吸が重要だけど、自分もよくわからないから看護師さんか助産師さんにフォローして欲しいのに、なかなか来ない。同時に、「痛みがいつまで続くの?」「いつになったら赤ちゃんを出せるのか?」が見えないのがメンタル的にツラかった。「このままだと妻の体力も落ちてまずいのでは・・・下手したら死んじゃうのでは・・・」と。後、「子宮が10㎝開かないと分娩に入れません」ということだったのだけど、17時の時点で4㎝。22時ぐらいになってやっと8㎝。妻はもうはやく出したくてしょうがない感じだったけど、ここからの2㎝がなかなか開かない。その間ずっと妻は死にそうに痛がっていて、こちらはテニスボールを全力で押しこみ続けている。「現代医学は子宮を早く開かせることすらできないのか?!」と怒りすら感じました。


そもそも、「立ち会い出産」って最後の分娩の時だけ手を握って「もうちょっと!」「赤ちゃんに会えるから頑張ろう!」とか言っていればいいイメージだったわけです。それが筋トレ的な負荷がかかる作業を5時間以上するという現実とのギャップがありすぎた。しかもほぼ休み無し。こんなエグい流れだったら相手の親にも来てもらって交代しながらやりたかった・・・。まあ、軽いノリだったというか、甘すぎましたね。


で、「子宮が開きましたので分娩に入ります。赤ちゃんの頭もすぐそこまで来ています!」と開放されたのが24時。この時はガッツポーズしたいくらい嬉しかった。「妻は最後の一仕事があるけれど、自分の出番はほぼ終わった・・・」的な。そこからは助産師さんと女医さんやスタッフで見てくれて、20分か30分で態勢に入る。子宮が開いたってことだったけれど、まだ開ききっていなかったようで、助産師さんと女医さんがグリグリ刺激して広げているようだった。そんな作業はあったけれど、ここからは意外にスムーズ。3回ぐらいのいきみで出てきた。出口部分を少し切ったり、吸盤みたいなやつをいれこんで、それで頭を引っ張ったりということはあったけれど、そこまでの陣痛との戦いに比べればあっさりだった。妊婦さんは余りの痛みに叫ぶものだと思っていたけれど、この局面ではそういうものもなかった。結局、分娩態勢に入ってから約1時間で生まれてきた。

この時は自分は妻の傍らに立って、「もうちょっと!」「頑張れ!」という声掛けに徹しました。一応前掛けみたいのをかけていたけれど、ほとんど全部見えました。「見えないものじゃ・・・」と思いながらも見えてしまった感じ。いろいろびっくりでした。良し悪しですね。

赤ちゃんは普通に「おぎゃー」と泣いていて安心。顔はいわゆる赤ちゃんという感じでかわいいのかそうでないのかよくわからなかった。生まれると普通はお母さんに抱っこさせたりがあると思うのだけど、うちの赤ちゃんは心臓病の問題があるので速攻で待機していた小児科の先生に渡されてしまった。そして妻も自分も触ることなく写真も撮れずNICU行き。これはちょっとさびしかった。

その後は胎盤を取ったり、切ったところを縫ったり、拭いたり着替えたりという作業に。自分はすることがないので待機。双方の親に報告メールをするなどをした。1時間ほどして、小児科の先生から病気の説明。これは事前に聞いていた内容とほぼ一緒だった。想定通りで良くもなく悪くもなく。予定通りNICUで1か月ぐらい様子を見ていくということだった。そこで面会はできるということだったけれど、自分は咳が出るということで、面会はダメということに。まあ、他にも赤ちゃんがいるわけで、当たり前ではある。ましかし、タイミングが悪い・・・。自業自得なのだけれど、自分の赤ちゃんに会えないという。咳が治る気配が今のところないので、2週間以上会えないかもです。赤ちゃんもさびしいだろうなあ。つーかこれ、「一生言われる」パターン確定ですね。

破水してからちょうど24時間後に生まれたのだけれど、その間に妻が本当に大変だったのを見続けていました。子供の名前で自分案と妻案で決まっていなかったけれど、「これは妻の案を優先しないといけないな・・・」と思った。後は、「自分の母にも改めて感謝しなければいけない、今までの非礼を詫びなければいけないな」と思いましたw

そんなこんなで。とりあえずは良かったです。妻も立会いについて感謝してくれました。これからもいろいろ大変だろうけれど、協力して頑張りたいと思います。



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