ペチョーリンblog

育児・一口馬主(サンデー・キャロット)

映画

「君の名は。」「闇金ウシジマ君」など。

「君の名は。」が滅茶苦茶売れているらしい。 興行収入が100億円を超えそうだとか。

「いきなり入れ替わって生活できるわけないだろ」 「入れ替わって年がズレているの気付くだろ」 「バイト先の先輩が薄っぺらくて魅力がまったくない」 「主人公が典型的なリア充過ぎて感情移入できない」 「今までのツルゲーネフ的非モテの世界観・寝取られ展開はどこにいったの?」 「男女入れ替わり+タイムリープって無理矢理すぎ」 と違和感ありまくり。評価できるのは「俺は彼女いないんじゃなくて作らないだけ」という負け惜しみのセリフぐらいだったのだが、なぜか受けているらしい。なにしろ100億円。宮崎駿クラスで国民的映画と言っていいレベル。とはいっても、宮崎駿作品はエゴ丸出しで作家性が強い。ポニョにしても風立ちぬにしてもぶっ飛んでいた。ブランド力+宣伝ゴリ押しであそこまで売れるけれど、普通だったらたいして客も入らず一部の批評家にしか受けない内容。積み上げたものがあるから好き勝手に作れているだけで、あれが宮崎駿じゃなかったら他の人が止めている。新海誠はそこまでのブランド力はないので、ある程度「売れる」ものを作らないといけない立場。それゆえ今回のような作品になったのだろうか(そもそも、「売れるものを作ろう」と作って結果を出すこともなかなかできないことだけれども)。 これだけの爆裂ヒットを飛ばして、次は更に金が投入される立場になるはず。そこで無難に行くのか、尖った部分をいれていくのか。数年後になるだろうけれど次の作品が楽しみである。


さて、今日は「闇金ウシジマくん Part3」を映画館で鑑賞。自分としては「BIG」か「聲の形」の方が興味あったが、いつも自分チョイスが多いので今回は妻チョイスで。大きく二つのストーリーが並行して進展していくわけだけれど、一つがネットワークビジネスがテーマになっていて、それが面白かった。教祖が「ネットビジネスで起業しよう」と言って、情報商材を売りつけるというやつなのだけども。教祖のキャラクターがいかにもいそうで面白かった。お笑い要素がありながらも本質的にはダークな内容なので疲れました。暴力シーンもあり、胎教にも良くないのではなかろうか。客層も普段観に行っている映画とは違う感じ(ヤンキーっぽい人が多い)で面白かった。

ここからは「ハドソン川の奇跡」「シング・ストリート 未来へのうた」「何者」あたりを観たいけれど、そろそろ嫁さんが出産直前できつくなってくる頃なので、難しいかもしれない。家でDVDを観るのが好きでないので、できれば映画館で観たいところ。
 


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【一口馬主】キャロットドラフト候補馬

「君の名は。」観てきました。「細田守より新海誠」の自分としてはかなり期待していったのだけれど、グッと泣ける感じではなかった。好きな人が不倫していたりするのが新海作品のいいところだと思うのだけれど、今回はちょっと違うテイストだった。男の主人公が居酒屋でバイトしているチャラいリア充、ヒロインは影の無い素直な性格で、両者ともにまったく感情移入できなかった。 そもそも友達がいる時点で「違うんじゃないの?」と言いたい。今回コケたらまた暗黒ストーリーに戻るのかもしれないけれど、興行成績も順調みたいだし、明るい路線になっていくのかな・・・ 前の週に「エクス・マキナ」を観たせいもあるかもしれないけど、なんというか毒がなさすぎた。デートムービーとしてはいいけれど、新海誠が救うべき悩んでいる孤独なティーンエイジャーが救われないのでは。

さて、キャロットのドラフト。9/7までなのですぐである。前にも書いたように、最優先は何も考えずジンジャーパンチ勝負。そこは決まりなのだが、他が決まっていなかったので、ここは競馬悟空さんの有料レビューを速攻で購入。「5,000円も出すの?」という人もいるかもしれないが、維持費を考えるとどんなに安い馬でも10万から20万の買い物になるので、5,000円は安い。

とはいっても、他のクラブに比べるとキャロットの場合は掘り出し物があまりない(≒高い馬が良い馬)。キャロット一本槍になった自分は、悟空さんの評価が低い馬にも行かざるをえないわけである。で、関東馬縛りでマルティンスターク、フェルミオン、ブロードピーク、カドリーユを狙います。ジンジャーパンチがダメな可能性も結構あるので、オルフェ牡馬で手ごろな価格(3,600万)のマルティンスタークが一般でいけるとラッキー。キムテツで避けられることを期待。 フェルミオンは出資する気満々だったけれど、厩舎が微妙なのでスルーするかも。ブロードピークとカドリーユは最安の価格帯。値付けにシビアなキャロットではだいたい外れなのだけれど、頭数があまりに少ないと寂しいので、前向きに考えています。

後は関西馬をどうするか。西に転勤する可能性もあるし、関西馬もちょっとは持っておこうかな。牡馬は厳しいので、2000万から3000万ぐらいの牝馬狙うのもあり。なにぶんカタログショッピング。皆さんのツアー報告を参考にしながら更に絞り込んでいく予定。



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【一口馬主】プラトリーナ、待望の未勝利脱出

サンデーの出資馬プラトリーナが7/30新潟7R 芝1,800m未勝利戦に出走し、勝ち上がり!ここまで4戦が5着、7着、4着、2着。前走が新潟1,600mで2着だったので、新潟は向いているという雰囲気はあったものの、今回は馬体重が-10kgで394kg。もともと体が小さい馬が更に減っていたので半信半疑だったのだけれど、「抜群のスタートから控えて好位置を取り、最後チョイ差し」という戸崎騎手の得意パターンでの勝利。絶好調の戸崎騎手を確保できている時点で期待はあったけれど、一番嬉しい結果になってくれた。精神面からか体質からなのか、とにかく体が増えない馬。連戦が難しいタイプでここで負けていたら本当に崖っぷちになっていた。勝ったことでじっくり体を作り直せるし、これからもまだまだ楽しめそう。

もっと言うと、この日は芝1,600mの牝馬限定戦もあったのだけれど、クラブの使い分けなのか相手関係の読みなのか随分前から芝1,800mの混合戦を目標にしていて、狙い通りの勝利。さすがのノーザンファームです。プラトリーナちゃんが未勝利で終わっていたらキムテツ厩舎を今後避けていたかもしれません。危ない危ない(まあ、ほとんどノーザンファーム天栄で仕上げていると思うけど・・・)。

カタルーニャとプラトリーナが勝ち上がったので、サンデーで初めて出資した中央馬2頭が両方とも勝ち上がり。もう1頭出資している地方馬のゲルトルートはいまだ1勝もできずおそらくダメなんだけど、中央馬が勝ち上がっていれば良しでしょう。1/40の場合は未勝利戦でもそれなりに配当金がある。カタルーニャとプラトリーナが条件戦でバンバン活躍してくれれば懐もそれなりに潤うはず。この趣味を持続する為にもまだまだ頑張って欲しい。

今回はもともと一人で新潟遠征に行くつもりだったけれど、諸事情あって断念。行けば口取りできていたのに、テレビ観戦になってしまった。それが唯一の心残り。これからはなかなか現地観戦に行けないだろうしなあ。


で、今日は嫁さんとシン・ゴジラを観に行きました。朝一番の回だったけれど、いつもスカスカの地元の映画館が結構混んでいた。ゴジラ+庵野総監督ということで皆も期待してたのか。これがまた面白かった。日本の政治の意思決定の図式をここまでテーマにするとは予想外。東京の街が壊されるリアルな描写とか、「ヤシロリ作戦」というネーミング・ゴジラの形態変化・音楽に感じるエヴァっぽさもたまらないし、自分はめちゃめちゃ好きですねこういうの。嫁さんとしては面白かったものの、そこまでは好きなタイプじゃなかったようですが。日本的組織の描写や政治の駆け引き要素が強いのでおそらく子供にも難しい。組織で働く社会人にはどんぴしゃ。デートムービーとしては微妙かもしれないけれど、これは必見です。



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【映画】ズートピア 様々な意味での啓蒙映画

いまさらですが観てきました。いやー、これは面白かった!
映画の冒頭でヒロインであるウサギの「ジュディ」の両親が、「我々は諦めることで幸せになった」「警察なんて目指すな、ニンジンを売って暮らそう」的なことをジュディに諭すシーンが。

親がまず子供の可能性を潰していこうとする、このリアリティ。小学生ぐらいが観れば、「なに言ってるんだよこいつら・・・」と憤るかもしれないけれど、僕らぐらいからすると、「この両親が言っていることも一理あるよな。結局、ほとんどの人はなれるものにしかなれない。どこかで諦めるしかないよね。いや~正論!この両親正論!だけど、それストレートに言っちゃっていいの?」などと思うわけである。開始5分、この時点で名作の匂いがしてワクワクさせられた。

ズートピアは動物たちのユートピア。様々な動物たちが仲良く共存し、各自が「なりたいものになれる」場所。街の作りもそれぞれの多様性を許容する場所。優等生にありがちな正義感の塊かつ根性娘のジュディはそこで成功することを目指すわけです。でも、現実は違うと。修羅の努力でウサギ初の警察官になりズートピアに行ってみると、ウサギというだけで上司や同僚から露骨に差別される。しかも身体的なハンデもめちゃくちゃある。

前向きジュディはそれでも諦めずがんばるのだけれど、若く世間知らずの為いろいろ空回り。奮闘のあげく、差別のない世界を求めていたジュディ自身も、無意識のうちに差別の心を持っていたというのがわかるわけです。結果ズートピア住民の差別意識をむしろ助長することになり、失意のうちに田舎にUターンしてニンジン売りに戻る。心の優しい両親は娘が帰ってきてくれて喜んでいるけれど、ジュディは耳が垂れ下がった廃人(廃ウサギ)状態。ちなみにここで「昔ヤンキーだった奴が真面目に更生して手に職つけている」という小ネタも入るけれど、この辺もリアル。

で、根本が意識高い系根性娘のジュディはすぐに立ち直ってズートピアに戻り、相棒であるキツネのニックの支援を再び受けて、もう一度立ち上がっていくわけです。そして大団円へ。

序盤から最後まで、ジェットコースターのような感じ。伏線の配置から回収、めまぐるしい展開、くだらない小ネタなど、終始飽きさせない。内容的には完全に大人向けと感じるけれど、子供もきっと楽しいでしょう。

ディズニーアニメは根本的に啓蒙映画なんですよね。アナ雪もそうだったけど。差別やジェンダー問題に意欲的で、ポリティカルコレクトネスは外さない。「男の子は冒険で、女の子は家庭を守る」というストーリーには絶対にしない。今回で言うと差別についてだけれど、現実の難しさを描写しつつ、最後は正論に戻ってくる設計になっている。綺麗ごとと言えば綺麗ごとかもしれないけれど、それだけではなくてサブカル的なギャグも挟んでくるし、ギリギリの線まで攻める姿勢もある。だから大人が観ても抜群に面白いわけです。

自分もポリティカルコレクトネス的感覚は刷り込まれていて、例えば「人種差別の感覚を持つのは恥ずかしい。百歩譲ってそのような気持ちがあったとしても、口に出すなんて論外」という気持ちがある。ヘイトスピーチやっている人たちなんて最たるものだけど、ツイッターでも差別意識を露わにしてつぶやいている友人が結構いるわけです。自分もそういう意識がまったくないかと言えばそうでもないし、聖人君子でもないけれど、色々な意味で違和感を覚えることが多い。多様性を許容する感覚というのはこれはもう必須なのではないかと思う。善悪の問題ではなくて、グローバル化の中でそういうルールにせざるをえないと。

と言っても、人はそうそう変わらないし、強制しようとも思わない。ただ、せめて自分の子供にはそのような感覚を育んで欲しいと思っている。その中でディズニーのアニメは楽しみながら差別や偏見について学べる構造になっているので、凄くいいなあといつも思う。

最後に。「ニックが恋愛工学の使い手」というのがネット上で言われていたけれど、確かに頷けるところがあった。イエスセットやレディファーストという初歩的な技術はもちろん、自己開示による共感ゲットや適度なディスりや突き放しなど、高度な押し引きの連打。そしてだいたい気持ちを掴んでからのボディタッチ(頭ポンポン)。真面目で恋愛に興味のなかったであろう田舎娘のジュディなどイチコロなのもやむなし。差別をメインテーマにしながら、並行して恋愛指南まで盛り込んでいるというディズニー恐るべしである。ただ、観客の女の子にちょい悪男(ニック)を推奨し、非モテ(警察の受付係・名前忘れた)を馬鹿にするメンタリズムを推奨してしまわないか心配ではある。逆に、男の子だったらこの辺のテクニックもディズニー映画で学んで欲しいものだ。


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胎教にいい映画

奥さんのつわりが落ち着いているので、映画を観に行くことが多い。

今住んでいるところは地方で映画ファンの絶対数が少ないからか、チケットが安い。タダで作れるメンバーズカードで1枚1,300円。これでも東京より安いが、更に10枚1万円という回数券がある。しかもだいたいガラガラ。東京に居る時は新宿のバルト9やピカデリーに行っていたが、あの混み具合に比べると非常に快適である。マイナーな映画だと上映がだいぶ遅くなるけれど、恵まれた環境かもしれない。

で、最近見に行ったのがこんなラインナップ。
アイアムアヒーロー
マジカルガール
ロブスター
海よりもまだ深く 

「アイアムアヒーロー」はサブカルというよりアクション大作になっていて頭吹き飛ばしすぎ。「マジカルガール」は陰鬱なストーリーで観ていて気持ち悪くなる作品。「ロブスター」はかなりエッジが立っていて皮肉の利いたジョークも多い内容だったが、これも基本的に気分の悪くなる内容。さすがに「こんなのばっかり見てたら胎教に悪すぎる!」ということで、「海よりもまだ深く」に。これは安心の是枝作品。阿部寛や 樹木希林のやり取りが楽しめました。

明日は今更ですが「ズートピア」観に行く予定。奥さんはディズニーものはほぼ観たことないらしく乗り気でなかったけれど、「ディズニー映画は深読み大会で大人も楽しめる」と力説して観に行くことに。女の子が今のディズニー映画を見続ければ自立した女性に育ってくれそうな気がする。お腹の中にいる今から見せておいてもいいだろう。自分としてはキツネのニックがまるで恋愛工学をマスターしているかのような超モテ男ということで、その技を学びたい。

さて、西川美和監督の久々の新作「永い言い訳」が10月公開とのこと。一番好きな監督なので楽しみです。



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